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Allwyn UK、宝くじ事業の成長に向け経営陣を再編
Allwyn UKは2026年11月5日、経営陣の再編を発表し、デジタル、マーケティング、社会的インパクトを担当する役職を新設する一方、既存の3つの役職を廃止すると明らかにした。新体制は2026年12月1日に発足する。National Lotteryの運営事業者である同社は、より力強い成長、公益活動への還元拡大、プレーヤーや小売パートナーの体験向上を目指す。
今回の変更により、Allwynの小売・デジタル各チャネルを軸に、営業、顧客対応、テクノロジーの能力がより緊密に連携するとともに、全社でマーケティングの位置づけが高まる。Allwyn UKは、すでに実施した変革を、1994年のNational Lottery開始以来最大の近代化と説明しており、今回の再編をその取り組みの次の段階と位置づけている。
CEOのPhil Walkerは、目指す業務体制の変化について次のように説明した。
「つまり、意思決定において顧客をより重視し、小売・デジタル事業が競争し、イノベーションを起こすために必要な能力を整え、業績に対する責任をより明確にするということです。」
テクノロジーと戦略の役職を廃止
テクノロジーの能力をデジタル、小売、セキュリティ各部門により直接組み込むのに伴い、最高技術責任者(CTO)とデジタル担当マネージングディレクターの役職を廃止する。戦略と会社の将来の方向性に関する責任はWalkerに移り、最高戦略・変革責任者の役職も廃止する。
現CTOのMark Smithは退社するが、新体制の確立までの継続性を保つため、2027年6月までテクノロジー戦略アドバイザーを務める。デジタル担当マネージングディレクターのRichard Dawkinsは、3年近く在職した後、2026年12月に退社する。最高戦略・変革責任者のSarah Venningは、2026年11月末に退任する。
Allwyn UKは、Dawkinsが大きな変化の中でデジタル部門を率い、ゲームポートフォリオの革新を推進したこと、またVenningが会社の戦略の策定と変革の推進に貢献したことを評価した。Walkerは、事業が現在の段階に至るまで尽力してきた人々への影響に触れ、退任する幹部とそのチームに貢献への謝意を示した。
新設役職で営業と顧客対応を統合
新設する最高デジタル責任者の役職では、デジタル製品・チャネル、顧客体験、テクノロジー、データ、プラットフォーム、自動化、AIを統括し、Allwynのデジタルチャネルの営業実績にも責任を負う。これにより、デジタル事業を支える能力と、その営業成果の両方を一人の幹部が担うことになる。
新設する最高マーケティング責任者の役職では、ブランド、マーケティング、クリエイティブ、CRM、コミュニケーション、製品マーケティング、当選者サービス、顧客体験を統合し、プレーヤーとのより強固で一貫性のあるつながりを築く。Stephen Taylorは、2026年11月17日、本人が創業した戦略マーケティング顧問会社CMO Thriveから、暫定最高マーケティング責任者として加わる。PayPal、Samsung、Nokia、Pizza Expressなどの消費者向けブランドで、30年以上にわたるマーケティング経験を積んできた。
現最高インパクト責任者のAlastair Ruxtonは、CEO直属の社会的インパクト担当ディレクターに就任する。担当範囲は公益活動、社会的価値、National Lotteryの提供価値全般に及び、英国の地域社会にもたらすプラスの影響を伝える。専任の役職を設けることで、くじを購入することと公益活動を支援することの結びつきを強め、人々がよりくじを購入したくなる理由を示すとともに、社会的インパクトに関する発信を成長目標に直接結びつけることを目指す。
今回の再編では、チャネル統合チームと新設するマーケティングおよび社会的インパクト担当の役職が次の段階の推進を担い、Walkerが戦略を直接統括する。明確化された責任体制によって、すでに完了した近代化を、Allwyn UKが掲げる成長、体験の向上、公益活動への還元拡大につなげられるかが、中心的な課題となる。











