テクノロジー
PCとSteam Deckを切り替える前に確認したいSteam Cloudの10項目
同期状況、オフラインプレイ、競合、セーブデータの互換性に関するSteam Cloudの10項目を確認して、PCとSteam Deckを安心して切り替えましょう。
PCでボスを倒し終えるのは気持ちのいいものです。一方、Steam Deckを起動したら戦闘前に戻っていた、というのはあまりうれしくありません。デバイスを切り替える前に手早く確認しておけば、クラウド同期の問題でその夜のプレイが別々の展開になってしまうのを防げます。
2台目のマシンでゲームを起動する前に、次の10項目を確認しましょう。すでにエラーが表示されていますか?同期の警告またはセーブデータの競合をご覧ください。ゲームがまだ開発中なら、長時間プレイを始める前に確認しておきたい互換性の問題を、早期アクセス向けチェックリストでも取り上げています。
10. ゲームがセーブデータを同期するか確認する
ゲームのSteam機能と、公式のセーブデータ移行ガイドを確認しましょう。Steam Cloudの実装方法は開発元によって異なるため、両方のデバイスにゲームをインストールしていても、キャンペーンのセーブデータがデバイス間で移行されるとは限りません。
特に、ゲームの進行状況が保存されるかを確認してください。設定、プロフィール、セーブデータでは挙動が異なる場合があり、パブリッシャー独自のクロスプログレッション機能は別の機能です。たった今到達したチェックポイントが別のデバイスにも表示されると期待する前に、この違いを確認しておきましょう。
9. サインイン中のアカウントを確認する
共有PCでは、Steamが自分の進行状況を所有するアカウントで利用されていることを確認しましょう。次にSteam Deckも確認してください。別のアカウントが有効になっていても、インストール済みのゲームは前回終了したときとまったく同じように見えることがあります。
ゲームでパブリッシャーのアカウントへのログインも必要な場合は、そのプロフィールも確認してください。同期自体は正常に完了しているのに、別のアカウントのデータを同期していた、という問題を調べることにならないよう、両方のデバイスで同じ進行状況を参照しているか確かめましょう。
8. Steamのクラウド設定を確認する
Steam Cloudの設定と、ゲームごとの設定項目がある場合は、そのゲームの「プロパティ」を確認しましょう。先月のトラブル対応中に無効にした機能が、今週のセーブデータが移行されなかった原因かもしれません。
再び有効にする前に、残したい進行状況がどちらのデバイスにあるか確認してください。その後、Steamでローカルとクラウドのどちらを使うか選択肢が表示されたら、その情報をもとに決めましょう。設定を有効にしただけでは、異なる2つのプレイデータのどちらを残したかったのか、Steamには伝わりません。
7. 1台目のデバイスでセーブしてゲームを終了する
ゲームの通常の手順でセーブしてから終了しましょう。Steam Deckをスリープ状態にすればローカルのセッションを維持できますが、最新の進行状況が別のマシン向けに書き込まれ、アップロードされたことを常に保証するものではありません。
より高度なクラウド機能に対応しているゲームもあります。このタイトルでその実装を確認できていない場合は、デバイスがオンラインのうちに適切な手順で終了すれば、Steamが同期する機会を確実に得られます。
6. 両方のデバイスで同期が完了するまで待つ
ゲームを終了したら、クラウドの状態を確認してください。1台目のデバイスの電源を切ったり、接続を解除したりする前に、アップロードが完了するまで待ちましょう。次に、受信側のマシンを再接続し、必要なデータをダウンロードさせます。
Steam Deckをスリープ状態またはオフラインでしばらく使った後は、特に重要です。最新の状態のPCとオフラインの携帯型デバイスは、まだ同じ情報を共有していません。アップロードだけで作業全体が完了したと思い込まず、2台目のデバイスの準備が整ってからゲームを起動しましょう。
5. オフラインでプレイした後に再接続する
オフラインで進めた分は、同期できるようになるまでローカルに残ります。そのデバイスをオンラインにし、必要ならゲームを終了して、別の場所で続きをプレイする前にSteamの同期が完了するのを待ちましょう。
2台の接続されていないマシンで、同じプレイデータから別々の展開が進むのは避けてください。どの選択の流れを重視しているのか、Steamには判断できません。すでにそうなってしまった場合は、どちらを続けるか決めるまで、両方のファイルをそのまま残しておきましょう。
4. ゲームのバージョンとMODの構成をそろえる
ダウンロードしたセーブデータも、受信側のデバイスでゲームが読み込めなければなりません。ビルドや実験用ブランチ、MODが異なると、読み込みに影響することがあります。転送に成功したのにセーブデータが違うと思い込む前に、開発元の互換性に関する案内を確認しましょう。
OSをまたいだ互換性もゲームによって異なります。Steam DeckではProtonまたはLinuxネイティブ版が使われる場合があります。現在のキャンペーンがその環境で作成されているなら、ブランチを変更したりMODを無作為に削除したりするのは避けましょう。
3. 同期できないという警告が出たら作業を止める
Steamで同期できないと表示されたら、2台目のコピーを起動する前に問題を解決してください。そのまま続けると別のローカルセーブが作成され、後でどちらを選ぶべきかがさらに分かりにくくなる可能性があります。まず接続状況と表示されているクラウドの状態を確認しましょう。
Valveのトラブルシューティングガイドやゲームのサポート手順に従う間も、元のファイルは残しておきましょう。削除しようとしているセーブデータのフォルダーに、移行したかった進行状況の唯一のコピーが含まれている可能性がある場合、フォルダーを削除するのは最初に試す方法として適切ではありません。
2. セーブデータが競合したら、最後のプレイ内容と照らし合わせる
競合に関する情報を、自分が何をしていたかという記憶と照らし合わせましょう。どちらのマシンでプレイしましたか?オフラインでしたか?トラブル対応のためにゲームを起動した結果、残したい進行状況が含まれていないのに、タイムスタンプだけが新しくなっていませんか?
最新に見えるファイルも、あくまで判断材料の一つであり、自動的に優先すべきものとは限りません。どちらを選ぶべきか判断できない場合は、先に別々のコピーを保存してください。どのプレイデータが重要かはSteamには判断できません。急いで選ぶと、残しておきたかったデータを上書きしてしまう可能性があります。
1. 失うと困るプレイデータをバックアップする
大規模アップデートやデータ転送の問題、待ちに待ったデバイスの切り替えを行う前に、ゲームの公式なセーブデータ保存場所に関する案内に従い、ゲームを終了した状態で別のコピーを保存してください。バックアップには、どこから、いつ取得したものかが分かる名前を付けましょう。
Steam Cloudはファイルを同期しますが、すべてのバージョンを復元できる履歴が残るとは限りません。Valveによると、Steamサポートでは失われたセーブデータを復元できません。2台目のデバイスで目的のチェックポイントが読み込まれたら、次のプレイで進行状況を更新する前に、それが正しいことを確認してください。
最も安全な手順はシンプルです。セーブしてゲームを終了し、元のデバイスで同期が完了するのを待ってから、移行先のデバイスでゲームを起動する前にデータを確認します。Steamで競合が報告された場合は、どちらを選ぶか決める前に、残したい進行状況を保存してください。誤ったデータを選んでボスと再戦するくらいなら、ライブラリ画面であと1分待つほうがよいでしょう。











